iPad Pro 2020(第4世代)とともにiPadOS 13.4が来ました。このiPadOS 13.4ではより操作性や使いやすさが上がっています。
ここでは、iPadOS 13.4でできることやその設定について紹介しています。
iPadOS 13.4でできること
iPadOS 13.4では主に以下のことができるようになっています。
- トラックパッド・マウス対応
- ファイル共有
- フルキーボードアクセス
- ライブ変換
なかでもトラックパッド・マウス対応になったことが一番大きな所と感じます。この部分は記載したい点が多くあるので最後に記載していきます。
ファイル共有に関して、iCloud Driveのフォルダの共有することができるようになっています。
そして、キーボード周りも強化されており外部接続のキーボードでフルキーボードアクセスが可能になっています。このあたりよりMacっぽくなたという印象があります。
ライブ変換が追加され、テキストの入力変換もより快適になりました。
使用してみてトラックパッド・マウス対応が便利

実際にiPadOS 13.4を使用してみて、トラックパッド・マウス対応になったことでより操作が快適になった部分があります。私は主にMagic Track Pad2を使ってWordPressの更新をしてみたのですが想像以上に快適でした。
Magic Track Pad2の使用はBluetoothで接続をします。iPadの画面上にポインタが現れて操作ができます。このポインタがとても考えられており、背景の色によってみやすい色に変わるようになっています。
右の画像は、中央にポインタがあり黒色になっています。
左の画像は、中央から少し右にポインタがあり白色になっています。
また、トラックパッドでのジェスチャー操作がiPadの画面を触って操作しているのとほとんど変わらず、同じように操作できる点も便利です。トラックパッドでできるジェスチャーは以下の通り。
- 3本指で持ち上げてホーム画面に戻り、
- 3本指で持ち上げて止めると、開いてるアプリが表示
- アプリを開いて3本指で左右に動かすとアプリの切り替えが可能
- 2本指でホーム画面移動
アプリを使用中にDockを表示させる際には、ポインタをiPadの画面下のバーに押し当てるとDockが表示されます。

そして、スプリットビューやスライドオーバーはiPadを画面操作と同じようにトラックパッドで操作が可能です。スライドオーバーの表示を非表示にするには、ポインタをiPadの右中央に押し当てることで非表示になり表示させる場合は同じように操作します。

このポインタですがWordPressを使用する際にはとても便利になりました。今まではApple Pencilでタップしていたのですが、トラックパッドでポインタを操作してタップに変わり腕の動かす幅が減りました。
また、ポインタでテキストの選択が楽になりコピーアンドペーストも以前より簡単にできるようになった印象で、文章作成の作業がとても快適になりました。
トラックパッド・マウス操作の注意点
トラックパッド・マウスでのポインタの操作でiPadの操作がより快適にはなりましたが注意したい点もあります。
それは、全てのアプリでポインタ操作ができるというわけではないことがあります。今後対応していくと思いますが、まだiPadOS 13.4に対応しているアプリがあります。
まだ対応していないアプリを操作すると不具合が出たりします。
現状、Affinity Designerではポインタの動作が不安定な部分がありました。
また、YouTubeのアプリでポインタではシークバーを操作することができません。この辺りは後々に対応してくるかと思います。
対応していないアプリでポインタを使うと思ったように動かないということがあるので注意です。
iPadOS 13.4の総評

このiPadOS 13.4に関しては、以前よりもかなり進化したと感じれるアップデートになったのではないかという感じがします。端末よりもはっきりと大きく進化しています。
トラックパッド・マウス対応により今まで操作しにくかった部分が快適になり、特に文書作成やWordPressでの作業がとてもしやすくなったと感じます。
トラックパッドが欲しくなるアップデートです。今後も期待したいiPadOSです。
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